別冊少年マガジン2019年2月号(1/9発売)の「水は海に向かって流れる」第7話《カツアゲたまごとじうどん》を読んだのでネタバレと感想をまとめました。

実家に帰省した直達。

今回はどんな展開になるのでしょうか?

直達の父と出くわした榊さんの今後の動向も気になります!

続きはあらすじになります、ご注意ください!

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水は海に向かって流れる 前回までのあらすじ

前回、榊さんは自分の母と不倫していた直達の父が訪ねてきて、お茶を出し・・・

「直達は不倫のことを知っているか」

をしきりに気にする父の顔面にお茶の盆を投げてケガをさせてしまいました。

 

「転んでケガした」と言い張る父。

茂道おじさんは榊さんを問いただそうとしますが逃げられました。

 

不倫のことも、榊さんと直達の父が出くわしたことも把握している泉谷さんが、どうシェアハウスの人間関係をフォローしていけるか、気になります。

水に海に向かって流れる第7話のネタバレ!「卵」と「お帰り」

7話の冒頭は、実家に帰省中の直達が、母と父の言い合いに耳を澄ませているところから始まります。

ケガをしている父に、空きっ腹で痛み止めを飲んではいけないと母が話しているだけでしたが、不倫のことを知っている直達はそっと2人をのぞきます。

 

母が先に出かけてしまったことで父と直達2人になってしまいますが、お互い本当に言いたいことが言えません。

 

「父さんに何か・・・言いたいこととかない・・・?」

と聞かれ、直達はなぜか「お金ちょうだい」と言ってしまいますww

 

ケガ人をカツアゲしてしまった、と罪悪感を払拭するためにお金を使おうとします。

しかし結局卵を買ってしまった直達がシェアハウスへの帰路の途中、榊さんに出会います。

 

「お帰り」

と榊さんが声をかけます。

榊さんもたまごとじうどんを作るために卵を買いに行くところでした。

 

「ハムとかの方が良かったですか!?しばってあるやつ!」

と話す直達に、榊さんは

「直達くんてさ、マトモなフリして変わってるよね、血かな」

と言います。

 

そのまま2人で一緒に帰りますが、榊さんが直達の父をケガさせたと思っている茂道おじさんはソワソワした態度で

「お前の親父・・・とパパンとママンは元気だったか?」

と明らかに父親を気にして聞いてしまいます。

 

その後、実家近くのお菓子屋のお菓子があることなどを疑問に思った直達は、泉谷さんにその疑問をぶつけます。

お菓子は直達の父が持ってきたものです。

 

泉谷さんは全てを知っていますが「私が見た事実だけ言うね」とありのままの状況を直達に話しました。

 

泉谷さんから事実を聞き状況が分かった直達は、榊さんのことを考えます。

(そんなことがあって それでも 俺に「お帰り」って言ってくれたんだな)

 

そしてふと、泉谷さんに「なんの用で来たの?」と尋ねた途端、榊さんが通りかかり

「うどん。 ・・・そう 私が皆様をこの館に招いた理由・・・うどんです」

と芝居がかって話したところで今回は終わりでした。

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水は海に向かって流れる第7話の感想と考察

今回は、直達の榊さんへの思いが揺れた回だったと思います。

直達の言動をみていると感じますが、彼は天性の思いやりの持ち主ですよね。

 

泉谷さんが事実を話した後に「暴れるなら手伝うよ!」と冗談を言いますが、まさにまだ思春期の男の子であれば、これほど複雑な事態になれば暴れたり荒れたくなって当然だと思いますが・・・

 

父親には本心を隠し(なぜかカツアゲしてしまいますが)泉谷さんには「ごめんね・・・巻き込んで」と言い、榊さんを思う時も「暴れたいのは榊さんの方だろうな・・・」と考えています。

 

前回は実家に母と帰って来た時に父がまだ帰っておらず母親の顔色を伺っている様子もありました。

周りの人に気をつかったり、思いやりのある少年なのでしょう。

その分、父親の不倫という事実を受け止めることはきっとつらいでしょうね。

 

「水は海に向かって流れる」この作品全体的にとても自然な会話の流れで日常を描いていておもしろいやり取りもたくさんありますが、例えば直達の母親は旦那に不倫された過去を乗り越えて、あんなふうに振る舞うことができているのですよね。

 

前回、直達の父親が帰宅していないことがわかったときに「・・・」と黙る横顔だけでも、ああ、過去を思い出しているのかなと考えさせられますよね。

 

あまり表情を変えない榊さんも、ですが、全体を通して

「何事もないように暮らしているからといって何事もないわけがない。傷付いていないわけがない。」

このメッセージを強く感じます。

 

今回直達が榊さんのことを

(そんなことがあって それでも 俺に「お帰り」って言ってくれたんだな)

と考えていますが、榊さんの存在が直達の中で大きくなっている、その気持をが現れていますよね。

 

単純な表現ですが、自分を心配してくれる同級生の泉谷さんには気持ちが揺れないのかな?榊さんなんだ!と思ってしまいました。

 

このまま榊さんに惹かれてしまったら、「血かな」という表現そのままに、自分の父親が不倫した相手の娘を好きになってしまう・・・と、とても複雑な人間関係になりますね。

今後の展開が気になります。

 

榊さんが「お帰り」と言ったシーン、どことなく第1話で迎えに来た榊さんの姿と重なりますが、10代の頃の水々しい感覚で、仕草や言動に「なぜか惹かれてしまう」こと、あったかもしれないなぁ・・・なんて大人が読んでもおもしろいと感じる作品ですよね!

 

個人的には、「私 恋愛しないので」と言い放っている榊さんが変わっていくのでは?と期待しています。

きっと、不倫によって母親が帰ってこなかったことにすごく傷付いていて、トラウマになっているんですよね。

だから「恋愛しない」と。

 

でも、直達が「大人の階段絶賛登り中」と表現されるように、恋愛は成長過程で必ず必要になってくるはずですよね。

榊さんが25歳位で、本当に全く恋愛の経験がないなら、年の差はあれど感覚としては直達と似たり寄ったりなのでは?と思うのです。

 

傷付きながらも、この2人が影響しあって成長し、「大人になる」姿がみられるととても楽しみですよね。

次回は「うどんの夜〜ギスギス・ナイト・フィーバー2」ということなので、シェアハウスの人間関係がギスギスしながらも、どんな会話を交わすのか、次号が気になります!

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