週刊少年ジャンプ4・5号(12/22発売)のチェンソーマン第4話のネタバレと感想です!
人としてマキマに飼われることを選んだデンジ。
東京支部にやってきたデンジ、マキに喧嘩を売られでも一緒に生活?!これからどうなる?
続きはネタバレです。ご注意を!
チェンソーマン前回のあらすじ
デビルハンター東京支部に着いたデンジ
マキマに同僚のアキを紹介され行動を共にすることとなる。
軽い気持ちで公安デビルハンターになったデンジに腹が立つのか、アキはデンジに辞めるよう言います。
お互い気が合わず対立する二人。
マキマの指示により、デンジを見張る為、一緒に暮らすこととなったデンジとアキのその後は…?!
チェンソーマン第4話のネタバレ
ずっと夢だった”普通”を手にしたデンジは、アキと生活し始めた。
朝はトーストにジャムや蜂蜜、バターをたっぷり塗って、歌を歌いながら長風呂をして、トイレで居眠りなんかもしたり…
そんなだらしない生活っぷりをおくるデンジに、アキは嫌気がさしている。
そんな中、今度は”魔人”が発生したと連絡が入り現場へ向かう二人。
悪魔ではなく魔人…?
デンジは”魔人”とは何かとアキに問うと、『義務教育受けてないのか?』と呆れられてしまう。
今までひたすら働き借金を返し続ける生活をおくっていたデンジは義務教育なんぞ、当然受けてはいない。
受けていないと軽く返すデンジに、アキはかなり驚いた表情をみせる。
”魔人”とは、人の死体を乗っ取った悪魔であり、頭の形状が特徴的らしい。
アキは『見れば一発でわかる』と言う。
部屋を開けると血だらけの魔人がいた。
魔人の人格は悪魔なのだそうだ。
アキはデンジに殺すようにいう。
デンジの悪魔の力をみて、使い物になるかどうかを判断するようだ。
威嚇してくる魔人にデンジは素のままで一発でトドメをさしてしまう。
デンジはもしかしたら自分もこんな魔人になっていたかもしれない。
力を使って殺すと、悪魔が痛そうで、それで楽に殺してやりたいのだと言った。
それを聞いたアキは、デンジに詰め寄る。
『魔人も立派な悪魔だ デビルハンターが悪魔に同情するな』
アキの家族は、全員自分の目の前で悪魔に殺されたのだそうだ。
アキには悪魔を憎む理由があった。
下にいる警察たちも皆家族がおり、命がけで仕事をしている。
皆本気で仕事をしているのだ。
そしてアキはデンジに、『お前は悪魔と仲良しにでもなりたいのか?』と言う。
デンジはひょうひょうとした表情で、『友達になれる悪魔がいたらなりてぇよ オレ友達いねえもん…』と返す。
一瞬驚いたような表情をしたアキは『その言葉覚えとくぜ…』と言い、部屋を後にした。部屋に残されたデンジ。
アキを怒らせてしまった事を少し気にしているようだが、何より部屋にあったエロ本が気になるようだ。
どうやら、チェンソーになってしまうと、血が飛び散って汚れてしまうから楽に殺したのだそうだ。
そして、その代わりにとエロ本を持ち帰るデンジ…。
デンジはポチタの『デンジの夢を私に見せてくれ』と言われた契約を思い出す。
デンジはきっかけは軽い気持ちかもしれないが、マジでやっている。
デンジにとって夢のような”普通”の生活をすることがゴールなのだ。
それを続けるためにデンジは公安デビルハンターとしてやっていく。
しかし、アキはまだそのゴールを追いかけている途中なのだとデンジは言う。
しかし、そんなデンジも今までに比べ、夢のような生活を送っているが、何か、何かが足りない気がすると思い始める。
毎日風呂に入れて、食事もとれて、マキマのような女も近くにいて…
自分が求めていた”普通”の生活以外に”マジでマジのゴール”があるのではないかと考える。
デンジはマキマを思い浮かべ、胸を揉んでみたい、と声に出す。
デンジはとっくの昔にそんな事は諦めていたが、今ならいけるのではないか…
と悩みはじめ、それをゴールだと言い始める。
そんな事を考えているとは思っていないであろうマキマ、仕事から戻ったデンジに今日からバディを組んでもらうという。
これからは二人一組で行動するのだそうだ。
その相手は、魔人なのだとマキマはいう。
…デンジのバディとなる、”パワー”と名乗る女が勢いよくやってきた。
どうやら彼女が魔人のようだ。
魔人が公安デビルハンター??
そしてその勢いに圧倒されながらも、デンジは彼女の胸を見て、すんなり受け入れる。
そんなデンジに対して怒りが沸点に達するアキ…次回へ続く。
チェンソーマン第4話の感想
デンジとアキ、監視の為共に生活が始まりいきなりデンジの教養のなさがあらわになる。
それにかなりイラつくアキ…
元々馬が合わない二人。
デンジはさほど気にしていないようですが、神経質そうなアキの表情が…
常に怒りに満ちています。
デンジが魔人の存在を知らなかったりすることに、アキは驚いた表情をみせますが、それもそのはず。デンジの過去を知れば、読者としては許してやってくれ…
と思ってしまいます。
色んな面で”普通”とは違うデンジは悪魔に対する思いもアキや、周りの人たにとは異なります。
アキは目の前で殺された家族の復讐。
みんな目的があってこの仕事をしているのだと思います。
デンジには、守る家族もいないし、唯一あるのはポチタとの契約。
夢を見続けることなのだから、ソリが合わないのは当たり前です。
ましてや、自分が半分人間半分悪魔だなんて。
それですら珍しいです。
しかし、まわりの人のゴールや自分との違いを感じとったデンジなりに自分の魔人のゴールを考え、考え…
結局胸にいきつきますが、女性を経験したこともないデンジがそう考えるのもまあ無理はないかな、と思いました。
基本的には笑えます。
笑って読めるのですが、デンジの過去と繋げてしまうと切なくもなります。
しかし本人、ひょうひょうとしているので、そこがまた面白いです。
そして、新しいキャラクター、パワーと名乗る魔人のバディ。
半分悪魔のデンジと、魔人のパワー。
この二人が公安デビルハンターとして組むなんて、今後の展開がかなり気になります。
そしてアキがいつ怒りを爆発させるのか?も、乞うご期待ですね。